馬鹿が戦車でやって来る (1964) / the Donkey Comes on a Tank

『馬鹿が戦車でやって来る』(ばかがタンクでやってくる)は、1964年に、松竹により制作・公開された、山田洋次監督・ハナ肇主演の映画である。團伊玖磨の小説『日向村物語』が原作で、音楽も團が担当している。山田洋次監督作としては、『馬鹿まるだし』『いいかげん馬鹿』に続く、『馬鹿シリーズ』第3作である。

出演:ハナ肇、岩下志麻、飯田蝶子

 ・ Hulu : 馬鹿が戦車でやって来る (1964) / the Donkey Comes on a Tank

馬鹿が戦車でやって来る (1964) / the Donkey Comes on a Tankのあらすじ

昔、日永村の村はずれに、乱暴者の少年戦車兵上がりの男・サブが、耳の遠い母親「とみ」と、頭の弱い弟・兵六(へいろく)と一緒に暮らしていた。一家は村中から嫌われていたが、長者・仁右衛門(にえもん)の娘・紀子(のりこ)だけはサブの味方だった。紀子の全快祝いの日、サブは仁右衛門から追い出され、暴れ回り、警察に送られる。サブがいない間に村会議員の市之進(いちのしん)は、とみを騙し、サブの土地を巻き上げる。帰ってきたサブは怒り、隠していた戦車を運転し、村中を暴走させ、村人たちを恐怖のどん底に叩き込む。その最中、兵六が火の見櫓から落ちて死んでしまう。それを知ったサブは、兵六の死体を戦車に乗せ、そのまま姿を消した。後を追って来た村人たちが浜辺で見たものは、海の中へと進んで行ったようにもみえる、戦車の轍だけだった。

関連記事

  1. 虹をつかむ男 (1996) / The Rainbow Seeker

  2. 喜劇 一発大必勝 (1969) / Vagabond Schemer

  3. 馬鹿まるだし (1964) / the Honest Fool

  4. なつかしい風来坊 (1966) / the Lovable Tramp

  5. いいかげん馬鹿 (1964) / iikagen-baka

  6. 妻よ薔薇のように 家族はつらいよIII (2018) / What a Wonderful Family 3

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。