『家族はつらいよ』(かぞくはつらいよ)は2016年3月12日に公開された日本映画。監督は山田洋次。山田洋次監督の85本目の映画である。山田洋次監督にとって『男はつらいよ 寅次郎紅の花』以来21年ぶりの喜劇映画。タイトルも「男はつらいよ」から来ている。
熟年離婚がテーマとなっており、2013年の『東京家族』と同じ家族のキャストで描いている。丸山歩夢、小林稔侍、風吹ジュンも『東京家族』と同じ役で出演している。
・ Hulu : 家族はつらいよ (2016) / What a Wonderful Family
・ Youtube : 家族はつらいよ (2016) / What a Wonderful Family
家族はつらいよ (2016) / What a Wonderful Familyのあらすじ
熟年夫婦の離婚騒動をめぐって家族はつらいという題材を舞台に話が展開していく。夫が誕生日をもうすぐ迎えようとする妻に何か欲しいものはないかと尋ねるが、その答えは何と「離婚届」だった。一方、長女夫婦は泰蔵(長女の夫)が骨董趣味で購入したお皿のことで成子(長女)ともめていたが、長男夫婦(幸之助・史枝)から両親(周造・富子)の離婚問題を聞いて、次男(庄太)を交え、長男の息子二人抜きの大人だけによる「家族会議」を開くことになったが、事情を知らない庄太が恋人の憲子を親兄弟に紹介しに実家に来たものだから、成り行きで憲子も「家族会議」に参加することになったが、周造が途中で卒倒して離婚どころか会議できる状態でなくなった。